2023年にフルモデルチェンジされると噂されているFREED(フリード)とFREED+(フリードプラス)。
フルモデルチェンジ前の最後のマイナーチェンジとされる一部改良モデルが遂にリリースされました。
恐らく現行モデルでは最後の改良になるでしょう。
まだモデルチェンジまで少し時間があるので、FREED(フリード)のブラックスタイルが気になる方も多いのではないでしょうか?
初代の発売から既に14年(2022年時点)経過したFREED(フリード)。
現在の2代目モデルになってからも6年(2022年時点)経過したこのタイミングでの一部改良モデルの発売。
発売スタートからかなり経過しているFREED(フリード)ですが、まだまだよく売れている人気車種で、ホンダにとっても重要な一台です。
一部改良モデルと同時に追加モデルとして新しく設定された特別仕様車のブラックスタイルが気になる方も多いといと思います。
通常グレードとは何が違うのかなど一緒に詳しく見ていきましょう!
この記事を見れば一部改良の内容とブラックスタイルの特徴が分かります。
FREED(フリード)とFREED+(フリードプラス)を購入を検討している方、参考にしてください。
この記事がオススメの人
- 特別仕様車のブラックスタイルが気になる人
- フリードの一部改良モデルで何が変わったか知りたい人
- フリードへの乗り換え、購入を検討している人
- 既にフリードを所有している人
FREED(フリード)、FREED+(フリードプラス)の一部改良の主な内容
2022年6月にFREED(フリード)とFREED+(フリードプラス)が一部改良して発売が開始されました。
フルモデルチェンジ前の最後の改良になると思われる今回の一部改良。
何が変わったのか、気になる内容について詳しく見ていきましょう。
今回の一部改良は4点と小変更にとどまっています。
- 人気のCパッケージが標準装備に追加
- シート表皮が汚れに強い「FABTECT(ファブテクト)」に変更
- ボディカラーの変更
- 特別仕様車「ブラックスタイル」の追加
装備類の見直しが行われ、標準装備が改良されました。
人気のCパッケージとシート表皮が汚れに強いFABTECT(ファブテクト)が標準装備になりました。
これらが標準装備になる事で今まで以上に快適になっています。
後からオプションで追加する必要がなくなったので、トータルの支払い金額が抑えられるのは嬉しいですね。
ボディカラーが変更されて、選べる色が変わりました。
良い色がたくさんあるので、選ぶのが楽しいですね。
そして、最後が一番注目の特別仕様車「ブラックスタイル」の追加設定です。
ブラックスタイル、とてもかっこいいですね。
ブラックをアクセントに使ったエクステリアがとてもかっこいいです。
【改良ポイント1】 Cパッケージの標準装備化
Cパッケージが標準装備に追加設定された事で、今まで以上にFREED(フリード)が快適になりました。
Cパッケージは人気のパッケージです、パッケージ(後付けのオプション装備)から標準装備になりました。
私もオプションで追加した装備や追加したかった装備が標準で装備されているのは羨ましいの一言です。
Cパッケージについて
Cパッケージとは?
- ホンダのメーカーオプションで、快適性を上げる装備がセットになったお得なパッケージ。
- CパッケージのCは、Comfortの頭文字「C」から取られてあり、「快適さ、心地良さ」にまつわる装備をセットにしたパッケージ。
Cパッケージの装備内容
- 運転席&助手席シートヒーター
- IRカット〈遮熱〉/UVカット機能付フロントウインドウガラス
- IRカット〈遮熱〉/スーパーUVカットフロントドアガラス
- 高熱線吸収/UVカット機能付フロントコーナーガラス
- ロールサンシェード
- コンフォートビューパッケージ(親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス+熱線入りフロントウインドウ)
- プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー
【改良ポイント2】 シート表皮が汚れに強いFABTECT(ファブテクト)にアップデート
シート表皮が汚れに強いFABTECT(ファブテクト)が新たに採用されました。
ファブテクト(撥水・撥油シート)は、2020年にホンダが独自で開発したオリジナルファブリックです。
小さい子供を乗せるファミリーカーとしての需要が高いFREED(フリード)には、とても実用的で嬉しいアップデートです。
私も小さい子供を乗せていますが、子供は良くお菓子を食べたりジュースを飲んでいます。
お菓子をボロボロ食べ散らかしたりジュースをこぼすなんてのは日常茶飯事です。
シート表皮が撥水、撥油のファブテクトであれば、汚れも気にせず精神安定にもなります。
車をきれいにしているお父さんやお母さんも気兼ねなく子供のおやつタイムに付き合えますね。
ファブテクト(撥水・撥油シート)はシート表皮に加工したフッ素樹脂の表面張力によって油を弾きます。それにより、シートに接する水や油などの液体の接地面積も小さくなり、液体が玉状になることで油を弾くのです。ところが、撥油性だけを考えてシート表皮にフッ素樹脂加工を施すと、色落ちの度合いや傷つきにくさなどの自動車用シートに求められる基本性能を保証できなくなります。そこで、特性が異なる3種類のフッ素樹脂を最適に配合することで、油を弾く性能と自動車用シートに求められる基本性能を両立しました。
出典:ホンダ
【改良ポイント3】 ボディカラーの変更
今回の一部改良のタイミングでボディカラーも変更されました。
ボディカラーは全8色、内3色が新色になります。
新色として設定されたのは、「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」は「シビック」などに採用済みのカラー、「フィヨルドミスト・パール」「トワイライトミストブラック・パール」は、少し前に新型ステップワゴンで登場したカラーです。
- プレミアムクリスタルブルー・メタリック (新色)
- フィヨルドミスト・パール (新色)
- トワイライトミストブラック・パール (新色)
- シルバーミストグリーン・メタリック
- プラチナホワイト・パール
- スーパープラチナグレー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック
【改良ポイント4】 特別仕様車「ブラックスタイル」の追加
そして最後が最も注目度の高い改良になります。
それが特別仕様車「ブラックスタイル」の追加設定です。
ブラックをデザインのアクセントに使っているのが最大の特徴になります。
ブラックスタイルにしかない特別なオプションもあります。
価格はその分少し上がりますが、デザインや装備を見れば納得の特別仕様に仕上がっています。
いやー、本当にかっこいいですね。
ボディカラーは全4色、どの色もかっこいいので迷いますね。
個人的には、ブラックとのモノトーンスタイルが楽しめるプラチナホワイト・パールが一押しですかね。
コントラストが映えてアクセントのブラックが一番際立っていると思います。
ただ、ブラックのワントーンのように見える新色のトワイライトミストブラック・パールが一番人気になるような気がします。
見る角度や光の加減によって色が微妙に変化するパール系のブラックは高級感もあってシンプルにかっこいいですね。
皆さんは何色が気になりますか?
特別仕様車「ブラックスタイル」の魅力
ブラックを纏った精悍なエクステリア
ブラックスタイルの一番の魅力は、ブラックをアクセントにしたデザインのかっこよさです。
既に先ほど説明した通りインテリアはCパッケージなどの快適装備がブラックスタイル以外の全グレードに標準装備されています。
その為、快適さでは他のグレードとの差はほとんどありません。
アルミホイールに変更されているので、厳密に言えばホイールが軽くなる事で乗り心地や燃費などに差が出ているかもしれませんが、体感できるほどではないです。
やはり一番の違いは見た目の違い、エクステリアのデザインと色の違いによるかっこよさだと思います。
ブラックスタイルの特別装備
- フロントグリルガーニッシュ〈ダーククロームメッキ〉&フロントグリル〈マットグレー〉
- LEDヘッドライト+LEDアクティブコーナリングライト
- ドアミラー〈クリスタルブラック・パール〉
- アウタードアハンドル〈クリスタルブラック・パール〉
- 15インチアルミホイール〈ブラック〉
- LEDハイマウント・ストップランプ〈クリアタイプ〉
- リアライセンスガーニッシュ〈ダーククロームメッキ〉
- ブラック ファブリックシート&ブラック インテリア
特に一番大きなポイントになるのが、1番のフロントグリルガーニッシュ〈ダーククロームメッキ〉&フロントグリル〈マットグレー〉です。
フロントグリルは、車のフェイスとも呼ぶべき大事なパーツで車のデザインで重要な役割を果たします。
フロントグリルが通常モデルではなく、クロスターと同じグリルになっています。
デザインの部分なので好みによるところが大きいですが、個人的な主観で言えばクロスターのグリルの方が圧倒的にかっこいいです。
フロントグリルだけでかなり印象が変わっていますが、更にドアミラーとアウターハンドルがクリスタルブラック・パールに変更された事でより引き締まって見えます。
そしてホイールがブラックのアルミホイールに変更された事で、全体的に精悍な印象に昇華されています。
やりすぎていない程よいブラック使いがとても絶妙でいかつすぎずオラオラ感が抑えられているのが好印象です。
エクステリア同様インテリアもブラックのシートで高級感のある大人の雰囲気になっています。
SUVルックのクロスター
フロントグリルがクロスターなのであれば、ブラックスタイルじゃなくてクロスターでいいんじゃないかという意見もあると思います。
今流行りのSUVルックが人気のクロスターですが、FREED(フリード)はあくまでミニバンです。
クロスターはかっこいいですが、あくまでSUV風になります。
SUVに寄せたクロスターよりFREED(フリード)本来のミニバンらしさを活かしたブラックスタイルの方が個人的には好きです。
SUVルックのクロスターの仕様がお好きな方はクロスターを選ぶのが良いと思います。
モデューロXよりも実用的
デザイン性と走りに特化したモデューロXがFREED(フリード)にはありますが、かなり作り込まれているので価格が一気に上がります。
見た目のかっこよさや走りは別物に仕上がっていますが、ファミリーカーにそこまで出せる人は極一部だと思います。
私もかっこいいなぁとは思いますが、残念ながら実際には手が出ません。
しかも、何よりもモデューロXは6人、7人乗りの通常FREED(フリード)しか設定がなく、5人乗りのFREED+(フリードプラス)は存在しません。
ブラックスタイルはFREED+(フリードプラス)も設定されているので、車中泊やキャンプを楽しみたい、更に車自体のデザインもかっこいいのが欲しいという私のような欲張りな人には「待ってました」の仕様です。
フルモデルを間近に控えているモデル末期のFREED(フリード)の集大成と言えるのが、このブラックスタイルです。
まとめ
装備の一部改良とブラックスタイルが登場した事でFREED(フリード)とFREED+(フリードプラス)は、デザインと機能が満足度の高いレベルで両立されている車にブラッシュアップされました。
エクステリアのデザインで選ぶことが制限されるファミリーカーの中で、オーナー本人がデザインにも納得して選べるのがこのブラックスタイルだと思います。
私もスポーツカーやSUVなど自分自身がかっこいいと思う車を本当は選びたいですが、一台しか所有できないので子供が小さい内はファミリーカーという制約に縛られます。
そういった私と同じような想いをしているお父さんは多いと思います。
FREED(フリード)、FREED+(フリードプラス)のブラックスタイルはそうしたお父さんの所有欲も満たしてくれる貴重な車に仕上げられています。
フルモデルチェンジはまだ少し先になります。
フルモデルチェンジの日程やデザイン、仕様がまだ分からないのでフルモデルチェンジまで待つか悩むところですが、個人的には待っている時間を考えると今すぐに手に入るブラックスタイルの購入は納得できる選択になるのではないかと思います。
ぜひ、気になる方はお近くのホンダディーラーで現車を見て試乗してみてください、気に入ると思いますっ!